• 住所や氏名、ＳＮＳのパスワードなどを教えなければならない
  その趣味仲間は、あなたの個人情報を全てさらけ出せるほど信用のおける人物ですか？
• 貴方が亡くなるときまでずっと仲良しかどうかは分からない
  ずっとお友達でいられればそれに越したことはありませんが、友達とはいつ縁が切れるか分からないのが人生です。
• 亡くなったことを家族から連絡してもらう自然な理由がない
  ご家族は関係性の不明な謎の友人に、部屋の片づけをするより前に死亡の連絡を入れ、片付けを任せるために呼びだしてくれるでしょうか？
• 家族が部屋に入れてくれるかどうかわからない
  同じく、貴方のお部屋の片付けを任せて室外待機をしてくれるでしょうか？そこまで「謎の友人」を信頼してくれるでしょうか？結局ご家族に事情も全て話す必要がでてきます。家族が立ち入りを拒否すれば処分できませんし、無理に入れば不法侵入罪になるおそれもあります。

前述の問題点の逆だと思って頂ければ良いでしょう。

• 専門家には守秘義務がある
  住所や氏名、ＳＮＳのパスワードを教えたとしても、それを悪用したり第三者に公開するようなことはありません。
• 契約関係である
  友人関係ではなく、あくまでも（専門家からすればビジネスとしての）契約上の関係ですので縁が切れる心配はありません。貴方が契約を破棄しない限りは関係は継続されます。
• 家族に連絡をいれさせる合理的な理由付けができる
  遺言執行者、死後事務委任を受けた者、という「法律の専門家」として、ご家族から連絡を受ける合理的な理由ができます。
• 室内への立ち入りを家族から拒否されにくい
  本人から「死後の手続きの委任を受けた専門家」なので、ご家族に拒否される可能性は限りなくゼロに近づける」ことが可能です。